充実した毎日を過ごし、人生を豊かに美しく生きていくこと。そのためにはいったい何が必要なのか。UN CALLINER ZEEP(アンカリナーゼープ)では、ブランドテーマの一つである「神秘の検証」をキーワードに、様々な分野で活躍する人たちにライフスタイルという観点からインタビューを行い、美しく生きるための答えについて伺いました。
人々が探し求める美しい生き方と、それを叶えるための答えとは? 日々を過ごす身近な視点や、わたしたちを取り巻く地球環境といった大きな視点まで、美しい生き方を叶えるたくさんのヒントがそこにはありました。
モデル
1993年7月19日生まれ 蟹座 A型
韓国出身
ウンさんが考える美しい生き方とは?
「私が大切にしているのは毎日を楽しく生きていくことです。お気に入りのカフェでコーヒーを飲んだり、好きな映画やアーティストの作品を観たり、友達と会っておしゃべりをしたり、おいしいものを食べたり、そんな何気ないことを幸せだと感じられる生き方が自分自身を支えている。それが私にとっての『美しく生きる』ことだと思います。」
そのためには自分なりの余裕を持って過ごすことが大事なのだとウンさんは話す。時間があるときには、あえて知らない道を歩いたりして新しい発見を探してみるのだという。そういう時間の使い方が心に余裕を持たせ、ゆったりと時を過ごすことに繋がっていく。
「忙しく余裕が無さそうにしている人を見ると、一瞬立ち止まってボーッとしてみたらいいのにと思うんです。忙しなく時間を過ごしているとエネルギーを奪われる気がして。逆に満員電車の中でも読書に没頭したり、自分の世界を持っていそうな人を見ると、自分自身もポジティブな気持ちになって元気をもらえます。何も考えない時間や好きなことにのめり込む時間を作ることで穏やかな気分になれるんだと思います。」
18歳からモデルの仕事を始め、ショーのランウェイや雑誌モデルとしても活躍する彼は、今から6年程前に日本にやってきた。
「小学生の頃に家族旅行で初めて日本を訪れ、その時に触れた文化やアニメなどが強く印象に残っていました。当時、韓国ではアニメのCMなどはあまりなかったので、それがとても珍しくて。学生時代は日本のドラマにもハマっていて、日本に行きたいという気持ちが強くなり、日本でモデルの仕事をすることに決めたんです。」
モデルの仕事が大好きでこれからも長く続けていきたいとウンさんは言う。苦労もあるが諦めずに頑張れば何とかなるものだと話してくれる彼のポジティブさは、きっと「美しい生き方」への信念からくるものなのだろう。
美しい生き方のヒント
「2年ほど続けている英会話の先生がいるんですが、本当にいつも幸せそうなんです。例えば、今日買ったパンが美味しかったとか他愛もない話なのに、ニコニコと幸せそうに話すのを聞いているうちに、それまで気づかなかった幸せを自分自身も感じられるようになりました。」
当たり前だったことに幸せを感じられるようになった時、それまで見えていなかったコトに気づいたというウンさん。幸せそうに話す表情を見ているだけで自分も幸せな気分になる。そんな笑顔と幸せの連鎖は人々の心に余裕と豊かさを与え、美しい生き方へと繋がっていくのかもしれない。
「美しく生きる」ためのマストアイテム
「小さなメモ帳をいつも持ち歩いていて、発見や考え、いいなと思ったことを書き留めるようにしているんです。『ノートを開いて書く』という一連の動作が心の余裕に繋がって、書くことに集中しているとそれ以外を忘れて夢中になれるので、そのひとときを大切にしています。」
地球と美しく生きること
「私たちはいま、便利で楽に過ごすために地球をどんどん傷つけてしまっていると感じます。子供たちや次の世代の人たちのために、身近なところから環境や地球について考えて心がける、そういう意識をするだけでも自然と変わっていくんではないでしょうか。」
サステナブルという言葉ばかりを意識しすぎてトレンドのようになってしまうより、当たり前になっていくことが大切だとウンさんは言っていた。難しく捉えず、いいと思うこと、好きだと思えることをやり切り、シンプルに素直に考える。そんな行動がいつの間にかサステナブルに繋がっていけばいいのかもしれない。